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河津に伝わる酒と鳥を断つ6日間
2010-01-20 14:36:26
静岡県
投稿者 [投稿者] はぎちゃん
1.習慣・風習の内容
河津の鳥精進酒精進

2.習慣・風習が行われる状況
静岡県は伊豆半島西部にある賀茂郡河津町には、12月18日から23日の間は「鳥・卵を食べない」「酒を飲まない」という風習があります。これは、河津の来宮神社、またの名を杉桙別命神社(すぎほこわけのみことじんじゃ)の氏子を中心に、遠い昔から街全体で守り伝えられてきたもので、12月17日にはその神社で酒留祭、24日には酒開祭という神事が執り行われます。

3.習慣・風習の普通とは違うところ
何かを飲まない、食べないという言い伝えは全国各地に点在しますが、河津の鳥精進酒精進が他に類を見ないとされるのは、街ぐるみで取り組む徹底された行事に対する真摯な姿勢です。この期間は、どんな酒豪の人でもぴしゃりと酒を断ち、飲み屋さんやお寿司屋さんなどのほとんどが営業を控えます。学校給食に鳥や卵も一切出ないようになっていて、かつて誤って鳥料理が出たときは大きな問題になったと言われています。それは、遠方からきた旅行者に対しても同じで、旅館でも極力遠慮をお願いしているということです。自分には関係ないから・・・という旅行者もいるようですが、「郷に入らば、郷に従え」。街が大切にしている行事には素直に組み込まれたいものです。

4.エピソードや歴史など
若い神が河津の里を治めていた神代にまでさかのぼる昔話に由来しています。杉桙別命は心優しく、里人だけでなく小鳥たちにも慕われていました。あるとき、天城の山の大蛇が小鳥たちを襲うという話を聞いて、その退治のため山中に入ったところ、妖しくも美しい女人と出会い、誘われるがままに酒を飲み、酔いつぶれてしまいました。気づいたときには周囲は激しい火の海、大蛇が今にも命に襲いかかろうとしているではないですか。いち早く剣を抜き、大蛇を退治するも火の手が命の寸前まで迫り、諦めかけたそのとき、無数の小鳥たちが河津川から水を運び、火を消し止めました・・・というもので、杉桙別命は深酒を省みて、また命を救ってくれた小鳥たちを深く憐れんだと伝えられています。この神話から災難が起こった12月18から23日の間は、酒・鳥・卵を食べない精進の日という風習が生まれました。河津では、その禁を破った者は火の災いに遭うと信じられています。そして24日には酒開祭が開かれ、6日間の精進が解かれます。慈悲の心が生み出した伝統行事であり、長く大切に守られていくことを願いたいと思います。最後に、これは不謹慎かもしれませんが、精進が明けたときに飲む酒は、一年で一番おいしく感じる酒でもあります。

5.参考URL

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