

黒部市は、アルプス登山者やスキーヤーに人気の「宇奈月(うなづき)温泉」、秘湯と呼ばれる草薙(くさなぎ)温泉など、そこかしこに湯煙が立ち昇り、冬には熟年の湯治客がこぞって押し寄せる町です。
そんな湯どころの中でも、意外に知られていない穴場が「生地(いくじ)温泉」です。もちろん湯は、北アルプスから下る雪解けの清水(しょうず)が、地下深くで温められて沸き出したものです。
軟水の清水だけに、湯あたりしない柔らかな泉質が女性客に評判で、源泉はあの越後の戦国武将である上杉 謙信によって発見され、将兵たちが傷や疲れを癒したと伝わっています。
2、3軒だけしかない温泉旅館の中でも、ここ「たなかや」は四季折々に風情を変える日本庭園を眺めながら、ゆったりと湯船につかる名湯旅館。湯上りにはキュッと冷えた「幻の瀧」と、富山湾の新鮮な魚や黒部の山の幸を、ふんだんに味わえます。
木肌もゆかしい名館「たなかや」で、とくと味わう生地の湯と酒と肴……あなただけのとっておきの湯どころに、いかがでしょう
- ばい貝の浜焼き
- ¥1,000~
- 日本酒ツウにはこたえられない、北陸の酒の肴。特に富山湾で獲れるばい貝はツブが大きく、旨みと磯の香りが最高です。
濃い口の醤油で焼き上げた歯ごたえのある味わいは、幻の瀧・特別純米酒にピッタリでしょう。
- 柳がれいの浜焼き一杯
- ¥1,000~
- 富山湾産の柳がれいを、串焼きにしています。生地町から入善町にかけての砂底の海で獲れる柳がれいは、黒部川の栄養分を吸収し、しかも雪解けの冷水によって身が引き締まっています。その淡白な美味しさには、淡麗辛口の大吟醸「奥秘境」をいかがでしょう。
- 越の浜汁一杯
- ¥500
- 正月のお雑煮として楽しまれる、郷土料理の「越の浜汁」。
富山湾で獲れる天然のブリを素焼きし、さっと湯通しして、潮(うしお)風に仕立てた味噌汁です。生臭さ、脂臭さを消して、ブリの旨みがぎゅっと詰まっています。
たなかやでは、年中、お膳に供している人気メニュー。
- ■住所/富山県黒部市生地吉田新230
- ■TEL/0765-56-8003
- ■URL/http://www.asahimachi.com/chichukai/
- ■宿泊料金/ 1泊2食 ¥14,000~¥25,000、入浴・昼食のみ ¥6,000~(10:00~16:00)
- ※詳しくは、上記TELへお尋ね下さい。