TOP > 蔵元紀行 > 高砂酒造 > 蔵主紹介

会員サイト

入会特典

・「いい酒のめーる」の購読
・唎酒会やイベントへのご案内
・検定やサイト機能の利用
・マナベル度の獲得

会員登録

すでに会員の方はこちら

ログイン

蔵元紀行

北海道

東北

関東・甲信越

中部・北陸

近畿

中国

四国

九州

地酒の用語集

あなたの地酒の知識を増やしましょう

  • 地酒用語集

みんなで作る地酒情報

お奨めの地酒や肴・お店をみんなに教えてあげよう!

  • 地酒ぐるめ大百科
地酒蔵元会利酒会 イベントの様子はこちら
地酒川柳募集キャンペーン
地酒川柳優秀作品アーカイブ
地酒蔵元会公式チャンネル
“男前女子”のニュー旅スタイル 飲み旅本。

高砂酒造株式会社~蔵主紹介

高砂酒造の前身である小檜山酒造場が創業したのは、開拓時代も終わりに近づく明治32年。福島県会津より東本願寺北海道輪番に同行して来道し、札幌で乾物商を営んだ後、旭川で雑穀商を営んでいた小檜山鐵三郎が知り合いの酒造場から酒造道具一式を譲り受け、酒造業に着手したのが始まりでした。小檜山酒造場(高砂酒造の前身)は明治32年で4番目の創業でしたが、その後相次いで10余の酒造店が創業、旭川は北海の灘と称されるまでになりました。小檜山家が代々蔵主を歴任し、その後、日本清酒グループに加わり、平成26年5月、現在の畠山敏男氏が就任しました。

畠山 敏男 社長

畠山社長は現在八代目、札幌出身で以前は東京などで酒造メーカーに40年間勤務しており、日本酒事情にも精通している方で、退職後札幌在住のところ、高砂酒造からお声がかかり快諾したという経緯です。

明治蔵

その畠山社長は昭和22年(1947年)札幌で生まれ、高校時代まで千歳市で育ちました。その後、名古屋で学生生活を過ごし、灘(西宮市)の清酒メーカーに入社。40年間に渡り、首都圏を中心に営業に携わってきました。経験年数が長いこともあってか、日本酒が3度の飯よりも大好きな根っからの左党だそうです。平成26年5月から高砂酒造社長に就任し、現在の心境と今後の展開をどのようにお考えなのか聞いてみました。

明治蔵内

「歴史ある酒蔵の代表として伝統を守る事は勿論、将来に向けた商品展開と営業展開を現在模索しているところです。旭川は「北海の灘」と評された地で、水・米・気候ともに酒造りには恵まれた環境にあり、その優位性を活かした“旭川でしか造れないここにしか無い北の美酒”の商品作りをモットーとして、お客様から愛される酒を提供してまいりたいと思っています。ここ北海道には、地元で獲れた酒米、大雪山を源泉とした流れくる仕込水、そして、厳寒の気候で恵まれた旭川の自然環境の中、地産地消を更に進めて行く事が、北海道のみならず、全国のお客様にも支持していただくための一歩であると感じています。北海道出身の一人としてこの地にさらに日本酒文化を広めてまいります。」

直売店内

現在、高砂酒造の特定名称酒比率は70%を超え、吟醸酒の出荷数量は道内上位の酒蔵で、さらに上を目指していきたいとのことです。
「全国の日本酒の出荷数量は30年前に比べる約半分、酒を浴びるように飲んでいたころとは違い、吟醸系の香りや純米系の米の旨み、爽快な辛口、キレのよい甘口など、好みは千差万別、また、趣向も変化しています。実は先日、日本酒講座を行ったのですが、その受講された方の9割が女性、これには正直驚きました。一昔前は1升瓶片手に湯呑で飲むなんてイメージもありましたが、バーやホテルなどワイングラスで提供し、おしゃれに飲むシチュエーションも増え、世代を超えて男女問わず、幅広い層に日本酒が支持されていると感じています。量から質へ、特定名称酒への転換は全国、どこの蔵元も必然的な流れなのでしょう。」

北海道といえばやはり食の宝庫です。この北海道ブランドを利用した積極的に取り組んでいるのが、生産者とともに協力して北海道産米を使用した地元の酒造りだそうです。
「特に北海道産米の醸造に力を注いでいます。10年前に比べると弊社の北海道産米の使用割合は32%でしたが、現在50%を超え、今後ますます増加傾向です。平成12年に認定された「吟風」、同じく18年の「彗星」、そして昨年26年の「きたしずく」と道産酒造好適米の種類の増加や、農場試験場や農家さんたちの努力もあり大幅に米質が向上し、質の高い道産米酒が醸せるようになりました。現在は、私共も田植えや稲刈りにも参加して、地元の契約農家ブランドの純米酒や旭川市民の参加者とともに米作りから醸造までと市民参加型の酒造りも行い、ますます地元に根ざした地酒蔵を進めてまいります。また酒質の向上は責務、今後は自社でも研究、経験を重ね、さらに質の良い“北海道の酒”を皆様にお届けしたいと考えております」

田植えの様子
道産酒造好適米の「吟風」