TOP > バックナンバーコンテンツ > 歳時記(第4回)


その昔、お酒を瓶に詰めて出荷する前の加熱殺菌は、大鍋にお湯を溜め、瓶ごと漬けて行っていました。中のお酒の温度が62℃ぐらいになるので、蔵人の手は熱で剥け大変でした。秋になると暑さも和らぎ、加熱殺菌をしなくても『冷や(そのまま)で出荷(卸し)』できるようになります。これが『ひやおろし』の語源です。要は生詰めです。貯蔵前の加熱殺菌はしてますから、『生酒』ではありません。逆に貯蔵前の加熱殺菌をせず、瓶詰め出荷前の殺菌だけするのが『生貯蔵酒』。『冷や卸』ならではの味コクをご堪能ください。
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