若葉青葉をわたる風も快く感じられるこの季節も、
夜の冷え込みはまだ残っていますね。
そんな冷え込んだ夜には、
「河豚ちり(てっちり)」が人気ですが、
それを楽しむ前に、まずは酒の肴なら、
河豚を薄造りした「てっさ」でしょう。
食材としては、トラ河豚が絶品です。トラ河豚の
本場は下関と言われますが、これは長崎県や大分県
などの沖合いで獲れた天然物を、下関へ集荷している
ケースが多いようです。これよりも少し値段的に安価
なのが、福井県などの湾内養殖しているトラ河豚。
そんな影響もあって、最近はとてもリーズナブルなお値段の
「活けトラ河豚 専門店」が登場しています。
シコシコとした歯ごたえ、噛めば噛むほど甘くなる「てっさ」には、米の旨味を持つ日本酒がピッタリ!
河豚のヒレ酒がこれに合うのも、よく分かります。
ちなみに、「てっさ」「てっちり」の「てつ」とは、昔、河豚の猛毒であるテトロドキシンに当たって
亡くなる人が多かったため、鉄砲の弾に当たることを引っかけて名付けたそうです。
もちろん現在でも、必ず、免許を持った方に調理してもらうことをお忘れなく!
- 厚めに切ったてっさを湯にさっと通し、半生の身をマヨネーズと唐辛子につけて どうぞ!
- カルパッショ風に、ビネガー、白ワイン、オリーブオイル、パセリ、レモン汁などであえてみると、これまた絶品!
- 包丁で細かく叩いて「なめろう」風に仕上げ、柚子コショウを加えます。 チビリチビリと、熱燗のヒレ酒にピッタリ!