TOP > バックナンバーコンテンツ > 酒・食・場(第12回)

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日本酒つうといえば、やはりお気に入りの“マイグラス”や“マイちょこ”で飲ることが、ステータスでもあります。お父さんにはちょっとキザに思えるでしょうが、宴会の注目を集めることマチガイなし! 「へぇー、やるもんだね」なんて見直されますよ。
そこのお父さん! 以下のようなコレクションを参考に、ポケットにしのばせてみませんか。


“べくはい(不可盃)”には、いろいろな形のものがあります。盃に穴が空いていたり、脚部が無い三角の底だったりと、とにかく一度注がれたら、飲み干すまで卓には置けません。
これを上手くゲーム感覚で取り入れると、けっこう楽しめます。ゲームが一段楽したら、器をしげしげとながめつつ「備前焼のべくはいで、使いこむほど酒がしみて、赤い肌合いに深みがでるんだよ」なんてウンチクのひとつも添えれば、かなりのプロ風です。


たとえば枡酒なんかを飲む時、おもむろに懐から取り出す小さな染物袋。周囲の視線は「何だぁ、あれ?」と釘付けになります。
そして、袋の中から出てくるのは和紙につつんだ白い粉。ひと口なめつつ、枡酒を飲み「うーむ、この酒はやや辛口か」なんてやると、もう話題沸騰でしょう。
その正体は“塩”。といっても“天日塩”や流行の“海洋深層水の塩”“梅塩”などのマニアックな塩たちをおすすめします。
「天然の塩はなめてみると、市販のものよりかなり甘く感じるんだ。添加物も無くてヘルシー、酒の味が生きるんだな」なんてコメントが出れば、「私もひと口!」と女性たちも興味津々になることでしょう。
女性だけの日本酒パーティーの主役といえば、まずは冷酒。華やかな大吟醸や純米吟醸、スパークリング日本酒や低アルコール酒などですが、それを使ったカクテルなどで、お酒のメニューに工夫を凝らしてみませんか。
カクテルレシピは簡単! オリジナルでどんどん考えましょう。蒸留酒とちがって、口当たりのやわらかい日本酒をベースにして作るカクテルには、どんなリキュールも似合います。
ただし、ジンやウォッカなど、アルコール度数や香りの強いお酒を合わせるのは、おすすめしません。せっかくの日本酒の味と香りが、無くなります。
バーカウンターがある部屋なら、どなたか男性の友人にお願いして、バーテンダー風スタイルで雰囲気を盛り上げてみましょう。


燗酒は、どちらかといえば年配男性向きと思われていますが、最近では「山廃」や「手造り本醸造」など、お燗に向く日本酒が次々とリリースされ、ぬる燗を好む女性が増えていますね。
また女性の蔵人が増えている昨今ですが、その理由は「女性は、肌や舌の感覚がデリケート」だから。
ならば、そんな女性のセンスを生かして、きき酒ならぬ「きき燗」を楽しもうというのが、このゲーム。
日向燗(ひなたかん)=30℃、人肌燗(ひとはだかん)=35℃、ぬる燗(ぬるかん)=40℃、上燗(じょうかん)=45℃、熱燗(あつかん)=50℃、飛び切り燗(とびきりかん)=50℃の5℃単位の微妙な温度差を、男性チームと女性チームに分かれて当ててみよう。さてさて、男子の面目躍如なるかどうか!
また、電子レンジと湯煎燗ではどれぐらいお酒の味が変わるのか、鉄瓶とやかんではどんな風に味がちがうか、など“お燗のしかた”を試してみるのも一興です。
 


日本酒の蔵元では、日本酒だけでなく、米ぬかや酒粕を使ったお菓子やデリカなどを豊富にそろえています。
これを、みんなで集めてデザートに楽しんでみましょう。