TOP > バックナンバーコンテンツ > 酒・食・場(第13回)

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人が涼しさを感じる色彩 は、水色系の伝統色や透明な色合いが基調です。そのためか、最近の夏向けの冷酒や生酒では、ブルーや透き通 ったボトルが多くなっています。
これらの瓶の色と合わせたグラスや猪口を使えば、冷酒の味はさらに涼やかになります。
また、ナチュラル感覚の木質・竹・新緑の葉などは膳を飾る名脇役。和の風情たっぷりに、「日本の夏」を演出してみましょう。
   
爽やかな色のグラデーションをまとった、冷酒グラスです。冷酒のボトルにも合わせやす いですね。また、こんなふうに5個のセットを用意すれば、月曜から金曜までの晩酌に取 り替えることができて、定番の冷酒でも飲み飽きがしないはず。   休日の夜には、とっておきの冷酒と肴で楽しみたいもの。膳のしつらえや飾りなどにもち ょっとこだわり、情緒たっぷりに演出してみましょう。 そんな時にピッタリなのが、切子のグラス。江戸切子、薩摩切子のほか、最近は京風のシ ックな切子も人気です。   日本酒専門の料理店などで見かける、氷を胴に入れるタイプの徳利です。これがあれば、 しばらくの間、飲み頃温度を保つことができます。 また「雪冷え」「涼冷え」「花冷え」と、氷の解け具合によってゆっくり楽しむことも可能 ですね。
   
夏の代名詞と言えば「笹酒」や「竹酒」です。斜めに切った孟宗竹の徳利から、竹の節を 使ったぐい飲みに注ぐ冷酒は、見ているだけで涼しさたっぷり。 天然の竹林から取って来たものほど、香りも色つやもナチュラルで新鮮です。 休日にノコギリを持って、近くの竹薮を散策して切り出してみましょう。冷酒の味も、ひ ときわ美味しいはずですよ。   生成り色の木肌が瑞々しい、杉桶をクーラーにしてみましょう。 新品なら、杉特有の新鮮な香りが爽快感をもたらし、癒し効果もありそうです。 日本酒は元々木桶で造っていましたから、何となくノスタルジックな気分にもなって、い つもの一杯に、伝統の味わいを感じるのではないでしょうか。   楓や笹、露草などの緑の植物は、膳に涼しさと彩 りを添えます。 例えば、楓に霧吹きで濡れた感じを出せば、夏の膳をもっと実感できるでしょう。 また、瑞々しい花を一輪、箸置きとして添えてみましょう。冷酒の味もいっそう引き立ちそうです。
   
夏のホテルパーティなどは、氷の彫刻などを飾ることが多いですね。そんな涼感を、ちょ っと贅沢に自宅でも味わってみましょう。 友人・知人を招いての夏の冷酒パーティーには、こんな爽やかな花氷がおすすめ。通信販売などで、簡単に購入できます。   ひと昔前までの夏の風物と言えば、鉢に泳ぐ金魚でしたが、最近は熱帯魚など、トレンド な水槽魚が人気です。 中でも、可愛いクラゲが浮遊する水槽は、ブルーのネオンがとっても涼しげ。ゆったりと 泳ぐ神秘的なクラゲたちに、冷酒BARの雰囲気を楽しんでみましょう。   これまた、夏の代名詞である虫籠を使った、アイデアいっぱいの膳のしつらえ。 酒の肴を籠の中へこぢんまりと揃え、蓋を開ければ、思わず笑顔がほころぶでしょう。 竹ひごの風合いが懐かしさも呼ぶ、冷酒にピッタリのオブジェです。