TOP > バックナンバーコンテンツ > 酒・食・場(第13回)

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地酒の用語集

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夏は暑さだけでなく、湿度も高い季節。蒸し暑い毎日はガブリと飲む生ビールには合うようですが、じっくり冷酒を楽しむなら、爽やかで涼しい場所が欲しいところです。
とは言え、家庭でギンギンにクーラーをかけるのはコストが高くなるばかり。そこでおすすめするのが、全身の肌に爽やかさを与え、冷酒を美味しく感じさせるグッズたちです。
例えば、ほどよく冷えた酒器、絣や麻の素材を使ったシャツや浴衣に涼しげな団扇、いぐさの座布団、床は笹や竹のカーペットに替えれば、いつもの茶の間が「涼の空間」に変身します。
触覚のポイントは、肌のベタつかない環境作りです。
錫の酒器は、お燗酒の道具として人気がありますが、冷酒にも便利です。熱伝導しやすい錫は冷却・温度保持に適していて、あらかじめ冷蔵庫に入れておけば、酒を一瞬で冷たくすることができます。 また、錫には水質を良くする効果があり、これも冷酒に適用できます。 手に触れただけで「冷たい!」と声を出してしまうほど冷えますから、熱い夏の夜にはピッタリですね。
こんなアウトドア使用の銅製マグカップは、冷酒グッズとしてもおすすめです。 あらかじめ冷蔵庫で冷やしておいて、酒を入れてから、夏の夜の散歩なんていかがでしょう。皮製のカバーが付いて、温度保持も安心です。 公園のベンチでちょっとひと休みして、夜空を眺めながらキュッと一杯! 浴衣に草履履きのスタイルなら、さらに涼味がアップしそうですね。
夏の涼しげな装いの一つに浴衣がありますが、最近は若い女性たちに人気があるものの、年配の男性たちは「めんどうだ」「時間が無い」と着ることは少ないようです。 また、「自宅で着るには、少々大げさ」と敬遠する方も多いようですね。 そこで、絣や麻などの素材を使った作務衣や甚平はいかがでしょう。 汗を吸い取り発散も早く、風通しが良いので爽快です。 また、ゆったりとした袖回りや膝元になっていますから動きもスムーズ。寝巻き変わりにもなりますから、美味しい冷酒を飲みすぎてそのまま眠ってしまっても大丈夫です。
夏は、宴席や接待の場で冷酒を飲むことも多くなります。そんな時、涼しげに見える扇子はビジネスマンの必需品です。 色目としては、やはり水色、空色、はなだ色などがおすすめ。絵柄を選ぶなら酒にちなんだ物や、柳・青竹など季節感のあるものが粋でしょう。 香などで微かな匂いを染ませると、あおぐ風もいっそう上品に感じられるはず。紳士の冷酒のたしなみとして、ひと差しいかがでしょう。
花ゴザの昔懐かしい匂いは、酒席の雰囲気をほっと和らげます。そして、天然のいぐさの感触は熱を冷まし、飲酒による体の火照りを取り除いてくれますから、冷酒のステージにピッタリなのです。 同様の座布団やテーブルセンター、膳敷きなどを使えば、涼しさをトータルコーディネーとできるでしょう。
竹の格子模様や編んだ籐など、見た目にも涼しい木調のテーブルグッズをそろえてみましょう。 コースター、テーブルセンター、端置き、花瓶受けなど、しつらえを同じ木質でまとめれば爽やかな印象が漂い、冷酒の膳がすすむはずです。