TOP > バックナンバーコンテンツ > 酒・食・場(第13回)

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地酒の用語集

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  • 地酒用語集
涼しさを感じる音は、都会人対象のアンケートによれば、水のせせらぎ・滝の音・風にそよぐ木々・海の波音・田んぼの蛙の声、鈴虫の音色などがあり、どちらかと言えば町には少なく、自然の中に多いようです。反対に、都会は車のエンジン音・工事の騒音・電車の音など金属音が多く、このせいで暑苦しいという結果 になっています。
つまりは、自然の中にある「有機的な音」が涼しさを感じさせ、さらに癒し効果 も作ってくれるようです。
これらの有機的な音で涼味を盛り立てれば、リラックスした心身は冷酒をより美味しく感じることでしょう。
   
澄んだ音を奏でる銅の風鈴を編み笠で囲むことで、まろやかな響きが生まれます。こだわりの仕立てによって、耳に優しい有機的な音質となるわけです。 このような風鈴は、江戸時代まで、侘び寂を好む武士の家に使われていたそうです。 鈴の音色を聞きながらゆるりと冷酒を酌み、時代ロマンに耽ってみるのも一興ですね。   水琴窟をご存知でしょうか。これは、地中の空洞にしたたる水滴が美しい音色を奏でる現象を、昔の日本人が真似て創り出した「涼しさの装置」です。 市販の水琴窟も増え、小さな庭や床の間でもこの不思議な水音を楽しめます。 柄杓で水を流せば、賑やかな流水音で始まり、やがて早い水滴音に、最後はゆったりした水滴音で終わります。 冷酒の宴に使えばその涼しげな余韻に酔いしれるでしょう。   テレビCMなどで、酒を注ぐ美味しそうな音を耳にします。「トクトクトク・・・」と響く音色が、飲む人の欲求と満足感を高めるのです。 そんな音が出るように注ぎ口を加工したデキャンターを使えば、冷酒の味も格別 となるでしょう。 透明なクリスタルグラスなら、視覚と聴覚の調和で、いっそう涼味がふくらみますね。

アロマテラピーやヒーリングに効果 的な自然の音を集めたCDは、ゆったりと楽しむ酒膳のBGMに合います。 ボリュームは少し大きくして、反対に部屋の明かりを暗くすれば、視覚よりも聴覚が研ぎ澄まされ、音が心身になじみます。 ほの暗さの中で飲む冷酒は、涼しさをもたらすでしょう。