御酒之日記 【ごしゅのにっき】

室町時代に常陸国の守護であった佐竹氏が、佐竹郷の豪族であったころからの酒造技術をまとめたもの。大寺院で僧侶によって造られる僧坊酒や、町の酒屋で売るための酒の造り方などが記載されている。段仕込み、諸白造り、火入れ、乳酸菌発酵など、現代の日本酒造りでも使われている技法が多く記述され、当時の酒造技術の高さがうかがえる。

カテゴリー
その他