大吟醸特集
2017 年1月

新年の宴を彩る素材の味と大吟醸
大吟醸とは
大吟醸酒とは精米歩合50%以下の酒米を使用した日本酒。醸造アルコールを用いた「本醸造系」と、米の旨みを生かした「純米系」に分けられます。精米歩合60%以下の吟醸酒に比べると、米の芯に近いところを使うので、味わいはよりフルーティで香りも華やか。蔵人の力を結集し、最高の酒米を極限まで磨き上げて作るため、数量を限定して生産する蔵元も多く、その希少性の高さと味のレベルの高さから”地酒の最高峰”とも言われています。
今月の肴
地酒に合う料理長の厳選メニュー

海老すり身 鹿子揚げ 銀餡がけ
食感と風味のハーモニー
クルトンを使用した鹿子揚げは、ザクザクとした食感が特徴。 出汁と醤油で上品に味付けされた餡がからまり、奥から海老の風味が顔を出します。 口に広がる日本酒の風味を引き立てる逸品。

鰆の朴葉味噌焼き
朴葉味噌の甘味で進む大吟醸
北国のお酒に北国でとれた鰆を合わせて。 キリっとした風味の大吟醸には、しっかりとした朴葉味噌の甘味が絶妙なバランスを醸し出します。

冬野菜と岩中地豚のせいろ蒸し
冬の味と大吟醸で贅沢な宵の内
江戸菜、白菜、紅しぐれ大根、平茸の旬の冬野菜と、岩手県の最高級銘柄豚「岩中豚」をせいろ蒸しにしました。 江戸味噌の味が素材の味を引き立たせ、大吟醸の香りと旨味とも相性は抜群。
今月の地酒
今が飲み頃の地酒3銘柄をセレクト
