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天正18年(1590)、孫兵衛の造った「古備前焼猩々甕」。 甕の上部に小嶋総本店の銘があることから、創業当時(1597)、この甕を使って酒を造っていたとみられる。 重要美術品の認定も受けていて、高さは106cm、最大内径83cmもある。 何ゆえ、岡山の備前焼がこの米沢にあるのかは謎に包まれたままだが、日本酒ロマンを掻き立てる逸品である。
小嶋家に代々伝わる袖樽。結納、結婚などの慶祝事の際、この容器に酒を入れ、贈呈した。いわば人間の紋付き、袴に相当する、酒の礼服と言える。