吟醸酒特集
2017 年8月

残暑を味わう旬の肴
吟醸酒とは
吟醸酒とは、原料のお米を60%以下まで精米し、低温発酵させた香味豊かなものを指します。精米歩合を高めることにより、お米に含まれるお酒つくりに不要な成分(糠)を削り落とすことができます。普通酒では70%くらいの精米歩合です。また、吟醸酒の中でも特に50%以下まで精米したものを大吟醸と呼びますが、鑑評会への出品酒などでは精白35%(65%が糠)というものもあります。食前や食後に、この洗練されたフルーティな香りを嗜しもう。
今月の肴
地酒に合う料理長の厳選メニュー

水牛モッツァレラの西京味噌漬け
辛口吟醸酒と水牛モッツアレラ 異色のハーモニー
水牛モッツァレラのさらっとした甘みがきりっと辛口の吟醸酒を、マイルドに包み込む逸品。 モッツァレラと西京味噌の組み合わせは絶妙。 モッツァレラの甘みが西京味噌の塩分を程よく強調します。 暑い夏にさらっと食べたい。

賀茂茄子の金山寺味噌の田楽
肉厚な賀茂茄子を金山寺味噌と一緒に
今が旬の賀茂茄子を贅沢にいただく味噌田楽。 ほのかに甘い金山寺味噌が賀茂茄子の旨味を引き立てます。 やさしく広がる賀茂茄子と金山寺味噌の旨味とスッとのどごしの良い辛口の吟醸酒とのバランスは絶妙です。

鮎の塩焼き
キリっと引き締まった塩焼きを吟醸酒にのせて
長野県産の鮎をシンプルに塩焼きにしました。 さらっとした喉越しと上品な甘みの吟醸酒が鮎の塩焼きの塩分をマイルドにほぐしていきます。 旬の味をそのまま楽しめる逸品です。
今月の地酒
今が飲み頃の地酒3銘柄をセレクト

